高架化後の南武線「VR体験」川崎市がオープンハウス、鉄道イベントと同時開催



川崎市は10月14日の10~16時、JR南武線・矢向~武蔵小杉の連続立体交差事業(連立事業)のオープンハウス型説明会を旧新川崎・鹿島田周辺整備事務所(南武線・鹿島田駅から徒歩1分)で実施する。同市の幸区が主催するイベント「鉄道でハグくむ幸2023」との同時開催。入場無料で事前予約は不要。

川崎市の連立事業により高架化される南武線の向河原駅。【撮影:草町義和】

連立事業の資料展示を行い、川崎市の職員が疑問や質問に答える。ヘッドマウントを装着することで高架化後の南武線のイメージ映像が見られる「VR体験」や、子供たちが紙に描いた電車がスクリーン上の線路を走る「紙アプリ体験」も行う。

高架化前と高架化後の南武線のイメージ。【画像:川崎市】

この連立事業は矢向~武蔵小杉の線路を高架化し、9カ所の踏切を解消するもの。川崎市は本年度2023年度末の都市計画決定と来年度2024年度の事業認可を目指している。

《関連記事》
南武線・矢向~武蔵小杉の高架化「8両編成」対応のスペース確保へ
南武線・矢向~武蔵小杉「高架化」一部の駅はホーム配置を変更 準備書の縦覧始まる