JR東日本とJR東日本クロスステーションは6月14日、東京駅八重洲口の複合施設「グランルーフ」2階のペデストリアンデッキを「GRANROOF GARDEN」(グランルーフガーデン)とし、7月1日にリニューアルオープンすると発表した。7月10日には商業施設の名称の統合・変更などを行う。
グランルーフガーデンは、約100種以上の関東圏在来の植物を取り入れた「緑あふれるサードプレイスとしての屋外空間」とし、エリア全体でフリーWi-Fiや電源付きテーブル、カウンターを設置。15種類以上のベンチやカウンター、緑化プランターを組み合わせ、一部可動式とすることで各種イベントに対応した空間配置を可能にする。
2社は全長234mに及ぶペデストリアンデッキの長さを活かし、駅・高速バスの利用者や周辺のオフィスワーカー、住民、来街者など「誰でも快適に過ごせるパブリックスペース」を創出するとしている。
地下1階~地上3階の商業施設「グランルーフ」と地下1階の商業施設「グランルーフ フロント」は、7月10日から名称を統合して「グランスタ八重洲」に変更する。2社は「お客さまにとっての分かりやすさ」という視点に立ったとしている。2階にはイタリアンレストランを新たにオープンする。
グランルーフは旧・鉄道会館跡地に整備された施設で2013年に完成。八重洲口の超高層ビル「グラントウキョウ」の南北2棟を結び、大型の膜屋根が外観上の大きな特徴になっている。
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