JR東日本は11月3日から只見線の列車を増発する。同社の東北本部は11月2日、これまでの利用状況を踏まえて一部列車の運転区間を拡大すると発表した。
列車が増えるのは会津川口~只見で、11月3・5・6・12・13日の土曜・休日5日間。会津若松7時41分発の下り会津川口行き普通列車と、会津川口12時29分発の上り会津若松行き普通列車の運転区間を只見駅まで拡大する。会津川口~只見は臨時列車を除き1日3往復だが、1往復増えて4往復になる。
運転区間を拡大する列車の運行時刻は下りが会津若松7時41分→只見10時43分で、上りが只見10時57分→会津若松14時15分。いずれも通常は2両編成だが、1両増結して3両編成にする。
只見線は2011年の水害で甚大な被害が発生し、会津川口~只見は長らく運転を見合わせていた。今年2022年10月1日の運転再開後、紅葉シーズンということもあり観光客が増加。混雑状況に応じて車両を増結しているが、それでも座席が埋まることが多いという。
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