只見線「キハ40系カラー」復刻 全線再開記念カラーの第2弾



JR東日本の東北本部(旧・仙台支社)は11月1日、只見線の「キハ40系カラー」をキハ110系気動車で復刻すると発表した。

「キハ40系カラー」のキハ110系のイメージ。【画像:JR東日本】

「キハ40系カラー」になるのはキハ110-223の1両。車体上部を白、下部を緑の濃淡2色でラッピングする。キハ40系気動車が国鉄時代に登場した当時の朱1色ではなく、JR化後に変更された色になる。

JR化後の只見線を走っていた頃のキハ40系。【croissant./写真AC】

2011年の水害で一部不通になった只見線は今年2022年10月1日に全線再開。これを記念して国鉄時代の気動車の車体色を復刻したキハE120形気動車が運用されている。今回のキハ110系「キハ40系カラー」はその第2弾となるもの。只見線のキハ40系は全線再開を待たずに引退し、現在の同線の列車はキハ110系とキハE120形が使われている。

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