京王電鉄は10月20日、本年度2023年度中に整備するホームドアの使用開始スケジュールを発表した。来年2024年3月までに井の頭線の3駅と京王線の1駅で使用開始する。
井の頭線では2023年11月26日の始発から、渋谷駅の1番線降車専用ホームでホームドアの使用を開始。同駅は降車専用ホームを除き2019年2月に整備済みで、これで全ホームへの整備が完了する。続いて来年2024年2月ごろ、神泉駅1・2番線で使用開始。3月ごろには三鷹台駅1・2番線でも使用開始する。
京王線は1・4番線のホームドアが整備済みの笹塚駅について、残る2・3番線のホームドアを2024年2月ごろから使用開始する。いずれの駅も、ホームドア本体の設置は使用開始の約1カ月前から行われる。
このほか、2024年度中には井の頭線の久我山駅にホームドアを整備する予定。京王電鉄は今後、京王線・井の頭線の全駅にホームドアを設置する方向で検討を進めるとしている。
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