東武東上線「TJライナー」他社類似の15周年ヘッドマーク、デザイン変えて掲出へ



東武東上線の50090形。【画像:たもぞう/写真AC】
ヘッドマークのイメージ。6月から掲出予定だったものとはデザインが異なる。【画像:東武鉄道】

東武鉄道は10月26日、東上線の座席指定列車「TJライナー」の運行開始15周年を記念したヘッドマークを掲出すると発表した。10月30日から11月30日まで50090形電車の10両編成1本にヘッドマークを取り付け、東上線の池袋~小川町で運用する。

「TJライナー」は2008年6月14日に運行開始。今年2023年6月14日に15周年を迎えた。東武鉄道は6月から10月にかけ15周年記念ヘッドマークを50090形に取り付けて運行することを計画。記念ツアーの実施も企画された。

しかし記念ヘッドマークが他社のものとデザインが類似しているとの指摘を受け、東武鉄道は直前にヘッドマーク掲出の中止を発表。記念ツアーは実施されたがヘッドマークは掲出せず、当日の記念類の配布も行われなかった。

今回発表された記念ヘッドマークは、6~10月に掲出する予定だったものとはデザインを変えている。

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