外房線の上総一ノ宮駅をリニューアル モチーフは海・灯台・サーフィン



JR東日本の千葉支社は1月31日、外房線の上総一ノ宮駅(千葉県一宮町)をリニューアルすると発表した。6月末の工事完成を目指す。

上総一ノ宮駅の駅舎のイメージ。【画像:JR東日本】

駅の西側にある現在の駅舎をリニューアルし、さらに駅舎とホームをつなぐ現在の跨線橋(こせんきょう)を延長して駅の東側からも入れるようにする。

駅舎の外観は「街並みに合わせた色合い」とし、夜間には駅舎内の明かりが外を照らして「灯台のように町のシンボルとなるようなデザイン」にするという。内装には木材を使う。ホームと待合室は海やサーフィンをモチーフにしたデザインにする。

上総一ノ宮駅は東京方面からの快速列車の終着駅。1日あたりの利用者数(乗車人員)はここ30年ほど3000人前後で推移している。同駅から東へ約2kmの場所には九十九里浜の一宮海水浴場があり、夏季には大勢の海水浴客が訪れる。

上総一ノ宮駅の平面図。【画像:JR東日本】
駅舎内のイメージ。【画像:JR東日本】
東口のイメージ。【画像:JR東日本】