JR九州は1月19日、福岡・熊本・長崎3県の5駅について駅体制を見直すと発表した。ダイヤ改正が実施される3月18日から駅員が終日不在の無人駅になる。
無人化されるのは、鹿児島本線が小森江(北九州市)・都府楼南(福岡県太宰府市)・有佐(熊本県八代市)の3駅。大村線の川棚駅(長崎県川棚町)と日田彦山線の志井公園駅(北九州市)も無人化される。
現在は一部の時間帯のみ駅員が配置されているが、3月18日からは駅員が終日不在に。係員が定期的に巡回して清掃など行う。改札口付近に録画・遠隔カメラを増設するとともにインターフォンなどを設置。手伝いが必要な客の利用に際しては介助スタッフが駅に赴いて乗降を手伝う。切符は自動券売機で購入できる。
JR九州は5駅の無人化について、駅の利用状況などを勘案したとしている。
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