JR西日本も「N700S」東海道・山陽新幹線に投入 来年2月以降

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JR西日本は10月16日、東海道・山陽新幹線に新型車両「N700S」を新造して投入すると発表した。投資額は約130億円。これによりN700SはJR東海とJR西日本の2社が保有することになる。

JR東海のN700S。【画像:しろがね/写真AC】

現在のN700Sは、JR東海がすべての車両を保有。JR西日本が運営する山陽新幹線に直通するN700Sも、JR東海の保有車両だ。JR西日本の車両投入計画などによると、本年度2020年度中に32両(16両編成2本)を導入。2021年2月以降に投入される予定だ。2021年度以降の投入計画は発表されていない。

N700Sは、東海道新幹線を運営するJR東海が開発した新型車両。2019年に確認試験車の16両編成1本(J0編成)が完成して走行試験が行われ、今年2020年7月1日から量産車(J1編成~)による営業運転が東海道・山陽新幹線で始まった。

グリーン車と先頭車、パンタグラフの搭載車両にフルアクティブ制振制御装置を搭載し、快適性を向上。モバイル端末向けのコンセントは全席に設置された。ブレーキシステムなどの改良による地震発生時のブレーキ距離の短縮や、車両の状態監視機能の強化による安全・安定性の向上も図られている。また、バッテリー自走システムを搭載しており、長時間停電時でも駅など客の避難が容易な場所まで自走することも可能だ。

N700Sは、走行装置の小型軽量化により最小4両の短編成でも運用できるようになっている。ただしJR西日本は、本年度中に新造して投入する2編成については「東海道・山陽新幹線車両 N700S」としており、1編成の車両数も、東海道新幹線(16両編成で統一)への乗り入れに対応した16両編成になる。

このほか、2022年秋に開業見込みの九州新幹線(長崎ルート)・武雄温泉~長崎間の車両について、JR九州が4~6両編成のN700Sを導入する方向で検討している。

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