京葉線の海浜幕張駅「新改札口」着工へ 駅の東寄り、新住宅地へのアクセス向上



千葉市とJR東日本千葉支社は4月18日、京葉線・海浜幕張駅に設ける「新改札口(仮称)」の工事に着手すると発表した。2025年春の使用開始を予定している。

海浜幕張駅「新改札口」(海側)のイメージ。【画像:千葉市・JR東日本】

新改札口は高架駅の東寄り(蘇我方面)に整備。施設面積は約550平方mで改札口を1カ所設ける。改札内には階段2カ所とエレベーター2基を整備。改札外にも階段2カ所とエレベーター1基、スロープ1カ所を設ける。工期は今年2023年4月から2025年3月までの予定。

新改札口の範囲。【画像:千葉市・JR東日本】

海浜幕張駅は島式ホーム2面4線の高架駅。現在は高架ホームの西寄り(東京方面)に改札口が1カ所ある。東寄りにも改札を整備することで、駅の東側で開発が進む新しい住宅地「幕張新都心若葉住宅地区(幕張ベイパーク)」へのアクセスの向上を図る。

海浜幕張駅と幕張ベイパークの位置。【画像:国土地理院地図、加工:鉄道プレスネット】

2021年1月、三井不動産レジデンシャルなどで構成される幕張ベイパークの街づくりグループと千葉市、JR東日本の3者が改札口の増設に向け基本協定を締結。整備費は3者が3分の1ずつ負担する。

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