山陽新幹線「全駅・全ホームにホームドア」整備へ まず「のぞみ」停車駅



JR西日本は8月21日、山陽新幹線のホームドア整備方針を発表した。今後16年以内に全駅・全ホームに整備することを目指す。

山陽新幹線の列車。【画像:RyoF0610/写真AC】

山陽新幹線・新大阪~博多の各駅のうち、東海道新幹線が接続する新大阪駅のホームはホームドアの設置が完了済み。岡山駅の22・23番線ホームと広島駅の11・14番線ホームも設置済みだ。本年度2024年度は姫路駅の11~13番線ホームと岡山駅の21・24番線ホーム、広島駅の12・13番線ホーム、博多駅の14・15番線ホームについてホームドアの設計に着手する。

山陽新幹線のホームドア整備計画。【画像:JR西日本】

JR西日本によると、今後は「のぞみ」停車駅を優先して整備に着手。それ以外の駅も利用者が多い駅などから準備が整い次第整備に着手し、2040年までに全駅・全ホームへのホームドア整備を目指すという。

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