JR東日本「ホームドア」2023年度は12駅に整備 ほぼすべて「スマート」に



JR東日本は4月13日、東京圏の在来線で整備を進めているホームドアについて、本年度2023年度の整備計画を発表した。

2023年度に整備されるホームドアの大半は軽量型のスマートホームドアを採用する。【撮影:草町義和】

京浜東北線や横浜線など12駅の24番線に整備する。整備予定駅は次の通り。

●京浜東北線
大宮駅:1・2番線

●中央総武緩行線
東中野駅:1・2番線

●南武線
登戸駅:1・3番線
武蔵中原駅:1・4番線
武蔵新城駅:1・2番線
矢野口駅:1・2番線

●横浜線
小机駅:1・3番線
相模原駅:1・2番線
中山駅:1・3番線
成瀬駅:1・2番線
十日市場駅:1・2番線
八王子駅:5・6番線

南武線の登戸駅は従来型のホームドアを整備。それ以外の11駅22番線はすべて軽量型のスマートホームドアを整備する。

JR東日本よると、東京圏の在来線では2022年度末までに山手線、京浜東北・根岸線を中心に99駅197番線(線区単位)でホームドアの整備が完了した。現在は世界的な半導体不足の影響を受け、ホームドアの整備に必要な部材の一部に調達の遅れが発生しているという。

JR東日本は今後の整備の進め方について「部材の調達状況をタイムリーに見極めるとともに、鉄道駅バリアフリー料金制度を活用することで、整備目標『2031年度末頃までに東京圏在来線の主要路線330駅758番線の整備』の完遂を目指していきます」としている。

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