JR東日本「東京総合病院」建て替えへ 新型コロナなど感染症対策も強化



JR東京総合病院の建替後のイメージ。【画像:JR東日本】

JR東日本は8月2日、JR東京総合病院(東京都渋谷区)を建て替えると発表した。

全体の延床面積は約6万1600平方mで、建築面積は約9500平方m。地上16階・地下2階の新病棟(入院棟)と地上7階・地下2階の健康管理棟(仮称)、地上7階・地下3階の既存の外来棟で構成される。

健康管理棟には人間ドックセンターとJR東京総合病院高等看護学園が入る。敷地内には中庭を設けて「憩いの場」とするほか、災害時には中庭下の駐車場をトリアージなどのスペースとして転用できるようにする。

まず2024年春頃に健康管理棟がオープンし、翌2025年春頃には新病棟がオープンする予定だ。

JR東日本によると、病棟は1980年の建設から40年以上が経過しており、建物・設備の老朽化を受け建て替える。これを機に新型コロナウイルス感染症など感染症対策の強化、自然換気の導入などによる病室の療養環境向上、救急医療の拡充、災害対応の強化、人間ドックの拡充なども行うという。

JR東京総合病院は新宿駅近くにある病院。1927年、国鉄線を運営していた鉄道省の病院が現在の場所に移転し、1987年の国鉄分割民営化でJR東日本が引き継いだ。

《関連記事》
羽田空港アクセス線の設計最高速度「110km/h」許可時点の事業基本計画が判明
只見線「廃止」JR東日本が国交相に届出 上下分離方式による再開に向け準備