秩父鉄道は7月7日、「電気機関車5重連牽引で行く 12系客車乗車&撮影会ツアー」を実施する。1両ごとに異なる塗装を施した5両(5色)の電気機関車がけん引する客車列車に乗るツアー。武川駅の通常は入れない場所で電気機関車を撮影できる。
行程は長瀞駅前に集合(受付時間は12時30分~13時30分)。同駅を13時51分に出発する電気機関車5両+12系客車4両の列車に乗り込む。武川駅には14時46分に到着。その後1時間ほど、参加者限定の撮影会が行われる。
募集人員は95人(18歳以上、最少催行人員は30人)。旅行代金は1ボックス一人で1万円、1ボックス2人で一人当たり7000円になる。特典として秩父鉄道全線乗り放題の特別乗車証(当日限り有効)と「ツアー限定5重連電気機関車クリアファイル」が付く。申込みは6月18日10時から30日17時まで秩父鉄道ウェブサイトで受け付ける。
秩父鉄道は沿線で産出される石灰石を運ぶ貨物列車を運転しており、これをけん引するための電気機関車を多数保有している。このうちデキ201・デキ302・デキ502・デキ505・デキ506の5両は昨年2020年までに黒・青・黄・緑・赤に塗り替えられ、オリンピックシンボルの「五輪色」に合わせられた。
2020年7月には5色の機関車が東京オリンピックの聖火を運ぶ列車をけん引して秩父~親鼻間を走る計画だったが、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けオリンピックが延期されたことから中止された。
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