JR貨物の機関車「エコパワー桃太郎」そもそもなぜ「桃太郎」? キャラ制作、車体装飾



JR貨物は2月12日、EF210形電気機関車の愛称「ECO-POWER(エコパワー)桃太郎」にちなんで新たに「桃太郎」キャラクターを制作したと発表した。車体にキャラクターのイラストを貼り付ける。

貨物列車をけん引するEF210形「エコパワー桃太郎」。【撮影:草町義和】

キャラクターのイラストが貼り付けられるのは、EF210形の本年度2019年度分の増備車3両(EF210-316~318)。両側面に1カ所ずつ貼り付けられる。今月2月末には登場する見込み。既存のEF210形にも再塗装時にあわせて随時貼り付けるという。

EF210形は、国鉄時代に開発されたEF65形電気機関車やEF66形電気機関車の後継機として開発された直流電気機関車。1996年に試作車が製造され、1998年から量産車の製造が始まった。おもに東海道本線や山陽本線などで貨物列車をけん引している。

JRの機関車としては初めて一般から愛称が募集され、1998年に決定。全国から1000通を超える応募があり、当時は岡山の車両基地(岡山機関区)に配置されたことや、省エネルギー化を進めつつけん引力を向上させたことにちなんで「エコパワー桃太郎」が選ばれた。車体の側面には漢字の「桃太郎」を大きく描いたロゴマークがある。

JR貨物によると、愛称に「桃太郎」が含まれているが、これまでキャラクターのデザインがなかった。2016年度に製造数が100両を超えたこともあり、「さらに親しまれるようシンボルとなるキャラクターデザインを検討してきました」という。

このほど制作された「エコパワー桃太郎」のキャラクターデザイン。【画像:JR貨物】
EF210形の側面には「桃太郎」の文字が大きく描かれ、その下に「ECO-POWER」の文字が小さく入れられている。【撮影:草町義和】