秩父鉄道「ICカード」来年導入へ 2月から工事、埼玉県内の鉄道で「最後」



秩父鉄道(埼玉県)は1月27日、ICカードをすべての駅に導入すると発表した。2022年3月の導入を目指す。

秩父鉄道の列車。【撮影:草町義和】

今年2021年2月から、各駅でICカード乗車券システムの導入に向けた工事を開始。対応機器は現在選定作業中という。秩父鉄道は利便性の向上やICカードの利用による感染症対策の向上を図るとしている。

秩父鉄道の小前田駅の改札口と切符売場。自動改札機がない。【撮影:草町義和】

埼玉県内では秩父鉄道のほかJR東日本や東武鉄道、西武鉄道など7社の鉄道路線が通っているが、いずれもICカードを導入済み。秩父鉄道のみICカードを導入していなかった。