大井川鐵道SL列車と井川線の運休期間5月29日まで延長 静岡空港アクセスバスは減便



大井川鐵道は4月23日、大井川本線のSL列車「かわね路」と井川線のトロッコ列車の運休期間を5月29日まで延長すると発表した。同社は新型コロナウイルスの感染拡大状況を考慮したとしている。

大井川鐵道のSL列車「かわね路」。【撮影:草町義和】

「かわね路」は5月30日以降の列車で予約の申し込みを受け付けているが、今後の状況によっては運休する場合もあるという。井川線も同様に5月30日始発から運転再開を予定しているが、感染の拡大状況や政府、自治体などから発表される情報に基づき検討するとしている。

路線バスは寸又峡線と閑蔵線について、季節運行便の運転が中止される。中止期間は寸又峡線が4月28日~5月24日、閑蔵線が4月29日~5月6日となる。富士山静岡空港アクセスバスは5月1日にダイヤ変更を実施。新金谷駅→富士山静岡空港間は3本減って6本に、富士山静岡空港→新金谷駅間も3本減って4本と、ほぼ半減する。

SL列車「きかんしゃトーマス号」の運転を含むイベント「DAY OUT WITH THOMAS」については、開催を6月26日に延期することが4月10日に発表されている。

大井川鐵道井川線の井川駅。【撮影:草町義和】