都電のヘッドマークを描くコンテスト 「路面電車の日」記念企画、グッズ販売も



ヘッドマークコンテストのPRイメージ。【画像:東京都交通局】

東京都交通局は6月10日「路面電車の日」を記念し、「とあらんの東京さくらトラム(都電荒川線)ヘッドマークコンテスト」を開催する。

都電荒川線のヘッドマークをデザインして応募するもの。最優秀賞の作品(2点)がヘッドマークとして採用され、それ以外の入賞作品も記念列車の車内で展示される予定だ。募集期間は6月10日~7月30日。都電荒川線の特設ウェブサイトで6月10日から応募用紙をダウンロードできるようにする。

今年2021年は、都電荒川線のマスコットキャラクター「とあらん」の誕生10周年。交通局は「とあらん10周年イヤーでもある今年、『とあらんのヘッドマーク』を描いてみませんか」と呼びかけている。

路面電車の日の記念グッズも発売される。「方向幕てぬぐい」と「都電8800形靴下」の2種類で、価格は各600円。当面のあいだは通信販売のみで、6月10日10時からネットショップ「はとマルシェOnline」「鉄道甲子園オンラインショップ」で販売される。記念グッズの購入者には先着でオリジナルノベルティグッズが付く。

「方向幕てぬぐい」のイメージ。【画像:東京都交通局】

路面電車の日は1995年に制定された記念日。路面電車の「路(6)」と「電(10)」を組み合わせた語呂合わせになっている。交通局は毎年6月に路面電車の日の記念イベントを都電の荒川車庫で開催していたが、昨年2020年6月は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため中止に。今年2021年も荒川車庫でのイベントは行われない。

交通局はヘッドマークコンテストについて「例年荒川車庫で実施しているイベントに代わり、ご自宅でお楽しみいただける企画となっておりますので、ぜひご参加ください」と呼びかけている。

《関連記事》
地下鉄の切符をスマホで読み取ると都電が利用可能 東京メトロと東京都が技術検証
東京のフリー切符がICカード搭載可能に JR東日本・東京メトロ・都営交通
芳賀・宇都宮LRT「ライトライン」HU300形お披露目 「国内最大」車内も公開
芳賀・宇都宮LRT「HU300形」形式名の意味は? 将来の「直通」「延伸」「増強」考慮