広島市はアストラムラインの延伸計画について、事業費などの再検証を行う方針を固めた。来年度2026年度の当初予算案に「新交通西風新都線整備の推進」として8063万3000円を盛り込み、このうち5000万円を「整備効果の再算定業務」に投入する。

アストラムラインは本通~広域公園前18.4kmを結ぶゴムタイヤ軌道路線。広島市はアストラムラインの延伸による環状型ネットワークの形成を構想しており、「新交通西風新都線」として広域公園前~西広島の7.1kmを2036年度ごろ延伸開業することを目指している。

広島市は2024年2月に公表した計画で概算事業費を760億円、費用便益比(B/C)は1.1とし、整備により得られる便益が事業費を上回るとしていた。しかし物価の高騰による事業費の膨張が想定されることから、整備効果などを改めて調査することにした。
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