海上自衛隊は弾薬類の鉄道輸送について検証を行う。補給本部が12月4日、「令和7年度~令和9年度『弾薬等の鉄道輸送に係る検証』の契約希望者募集要項」を公示した。

検証の対象は海上自衛隊の護衛艦や潜水艦に搭載される各種魚雷で、MK46魚雷と97式魚雷、12式魚雷、89式魚雷、89式魚雷(B)、18式魚雷。検証作業は各器材への影響などの分析を含む。

国土交通省が設置した「今後の鉄道物流のあり方に関する検討会」の第3回会合(2022年5月)で防衛省が提出した資料などによると、陸上自衛隊は車両や補給品を貨物列車で輸送した実績がある。2021年9~10月の場合、陸上自衛隊の演習に伴い、装輪装甲車(WAPC)3両を東京貨物ターミナル~福岡貨物ターミナルで輸送。弾薬や装備品を搭載したコンテナも郡山貨物ターミナル・倉賀野・京都貨物の各駅と西大分駅のあいだで輸送された。
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