京急電鉄の汐入駅に「向谷ホームドア」4月下旬から 関東では西武に続き2例目



京急電鉄は3月2日、本線の汐入駅(神奈川県横須賀市)にホームドアを設置すると発表した。まず3月5日、1番線ホームで設置工事を開始。2番線ホームは3月12日に工事を開始する。4月下旬に運用を開始する予定。

JR筑肥線の駅に設置された軽量型ホームドア。【画像:京急電鉄】

汐入駅に設置されるホームドアは日本信号と、鉄道マニアとして知られる音楽家、向谷実さんが社長を務める音楽館が開発した軽量型。ドア部に格子状のパイプを採用することで大幅な軽量化を図った。これにより運搬にかかるコストが抑えられるなどのメリットがある。

この軽量型ホームドアは2020年、JR九州の筑肥線の駅に導入。昨年2021年3月には西武鉄道多摩湖線の国分寺駅に導入された。京急電鉄が軽量型ホームドアを採用するのは、汐入駅が初めて。関東では西武鉄道に続き2例目だ。

京急電鉄は今後、京急東神奈川駅と日ノ出町駅にホームドアを設置する予定。

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