名鉄は11月23日、枇杷島分岐点の三角地帯(愛知県清須市)で「枇杷島分岐 特別撮影会」を初開催する。名鉄が展開しているエリア版MaaSアプリ「CentX(セントエックス)」の限定企画。
名古屋本線の須ケ口駅から2000系電車または6000系電車の参加者専用列車に乗り、枇杷島分岐点の三角地帯で降車。通常は一般に公開されていない三角地帯から名古屋本線と犬山線の列車を撮影できるほか、イベント列車特別系統板を掲出した2000系(2011号車)と6000系(6001号車)も撮影できる。参加者限定グッズのプレゼントやオリジナルグッズの販売、特別系統板の抽選会も行われる。
第1部と第2部の2部制で各回90人、合計180人を募集する。行程は次の通り。
●第1部(10時45分集合)
須ケ口11時15分ごろ発→専用列車乗車(2000系)→三角地帯→撮影会(約60分)→専用列車乗車(6000系)→須ケ口12時40ごろ着
●第2部(12時45分集合)
須ケ口13時15分ごろ発→専用列車乗車(6000系)→三角地帯→撮影会(約60分)→専用列車乗車(2000系)→須ケ口14時40分ごろ着)
参加に際してはCentXで「枇杷島分岐 特別撮影会 参加きっぷ」(1万5000円)を購入する必要がある。11月2日12時から先着順で発売される。
枇杷島分岐点は西枇杷島駅の西側にある名古屋本線と犬山線の分岐点。名鉄名古屋方面~名鉄岐阜・犬山方面の線路のほか名鉄岐阜方面から犬山方面に抜ける線路もあり、三角地帯(デルタ線)を形成している。このデルタ線の内側には名鉄の施設のほか民家もあったが、現在は民家のあった部分が更地になっていて住人はいない。
《関連記事》
・空自岐阜基地の航空祭で名鉄「輸送力増強」臨時列車の増発や運行区間の延長など
・名鉄線の一部駅で「タッチ決済」実証実験を実施へ QRコードで改札通過も