名鉄線の一部駅で「タッチ決済」実証実験を実施へ QRコードで改札通過も



名鉄などは9月19日、名鉄線の一部の駅でクレジットカードなどのタッチ決済の実証実験を行うと発表した。QRコードによる改札通過の実証実験もあわせて実施する。

名鉄の中部空港アクセス特急「ミュースカイ」。【画像:猫三郎/写真AC】

実証実験の対象駅に専用リーダーを新たに設置。タッチ決済対応のクレジットカードなどを専用リーダーにタッチすると改札を通過できる。対応ブランドはVisa・JCB・American Express・Diners Club・Discover・銀聯で、Mastercardも順次追加の予定だ。

QRコードの実証実験では、名鉄グループのMaaS「CentX」で購入したデジタルチケットのQRコードをスマートフォンなどに表示させ、これを専用リーダーにかざすと改札を通過できる。

タッチ決済・QRコードの専用リーダーが設置される中部国際空港駅。【撮影:草町義和】

タッチ決済・QRカードともに実証実験の期間は2024年春~2025年3月末の予定。対象駅は中部国際空港・名鉄名古屋・金山の3駅を中心に検討する。

《関連記事》
名鉄「運賃値上げ」2024年3月16日に 国交相認可、特定運賃の見直しなども実施
江ノ電「クレカでそのまま乗車」タッチ決済を導入 観光混雑の緩和目指す