空自岐阜基地の航空祭で名鉄「輸送力増強」臨時列車の増発や運行区間の延長など



名鉄は11月12日、航空自衛隊岐阜基地で開催される航空祭にあわせ、臨時列車の増発や運行区間の延長などを実施して輸送力を増強する。

名鉄線の列車。【画像:名鉄】

名鉄名古屋・犬山→三柿野→名鉄岐阜方面は6時台から16時台まで輸送力を増強。臨時列車は9本で、神宮前駅から犬山経由で名鉄岐阜駅を結ぶ急行1本を増発するほか、三柿野駅から名鉄岐阜駅まで急行8本を増発する。

運行区間延長も30本で実施。新鵜沼行き快特・特急のうち計2本を三柿野駅まで延長するほか、新鵜沼行き急行のうち計17本を三柿野駅か名鉄岐阜駅まで延長する。三柿野発→名鉄岐阜行き普通列車は計11本を犬山発→名鉄岐阜行きとして運行区間を延長する。

名鉄岐阜→三柿野→犬山・名鉄名古屋方面は7時台から16時台まで増強。臨時列車は名鉄岐阜→犬山の急行3本を増発する。運行区間の延長は24本。新鵜沼発→河和行き急行のうち計14本を名鉄岐阜発として延長するほか、名鉄岐阜発→三柿野行き普通列車のうち計10本を犬山駅まで延長する。

このほか、新可児発→中部国際空港行き準急(犬山まで普通列車)の計6本を各務原線・名鉄岐阜発→中部国際空港行き準急として発駅を変更する。これに伴い、新可児発13時14分・13時44分・14時14分・14時44分・15時14分・15時44分の犬山行き普通列車6本を運行。犬山駅で中部国際空港行き準急に乗り換えできるようにする。

航空自衛隊の岐阜基地。【画像:8000d/写真AC】

岐阜基地航空祭は毎年11月に行われている航空自衛隊基地の一般開放イベント。コロナ禍の2020年は中止され、昨年2022年は入場者数を制限した事前応募・抽選制で行われた。今年2023年は入場制限を行わない。ブルーインパルスの展示飛行などが行われる予定。名鉄は岐阜基地の最寄駅を各務原線の三柿野駅としている。

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