名古屋鉄道(名鉄)と岐阜県、岐阜市の3者は11月19日、名古屋本線・岐南~名鉄岐阜間の鉄道高架化事業に関する覚書を締結する。
名鉄が11月14日に発表した覚書での合意事項によると、3者は高架化事業を「円滑かつ効果的に進めるよう、相互に協力する」ことで合意。費用については今後の協議事項になる。
事業区間は全体で約2.9km。岐南駅側の約0.4kmと名鉄岐阜駅側の約0.4kmは「連立付帯事業区間」とし、事業主体は岐南駅側が岐阜県、名鉄岐阜駅側が岐阜市になる。残る約2.1kmの区間は、岐阜県を事業主体とする連続立体交差事業として高架化を図る。