大阪府知事は8月15日、堺市が進めている南海本線連続立体交差事業の事業計画変更を認可した。事業期間が6年延長され、事業費も増額される。

この事業は南海本線の堺市域を中心に約2.7kmを高架化するもの。踏切7カ所を解消するほか、諏訪ノ森駅と浜寺公園駅も高架駅に生まれ変わる。
従来の事業期間は2006年11月7日~2028年3月31日(2027年度末)だったが、変更後は6年延長して2006年11月7日~2034年3月31日(2033年度末)に。全体事業費も従来は約423億円としていたが変更後は257億円増額の約680億円になる。
堺市は事業期間の延長と事業費の増額について「鉄道構造物の設計基準変更に伴う工事内容の変更や近年の急激な物価高騰、隣接事業の工程による影響など」を踏まえたとしている。

工事は今年2025年7月に仮線への切替が完了したところで、今後は高架橋の工事が全工区で本格化することになる。高架線への切替は事業期限より3年早い2030年度末の見込みだ。
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