大井川鉄道「SLフェスタ」3月に新金谷駅で開催 もと南海6000系など展示



大井川鉄道(静岡県)は2月24日、沿線の島田市・川根本町との共同イベント「SLフェスタin新金谷」を3月20・21日の2日間、新金谷駅で実施すると発表した。

「SLフェスタ」会場となる新金谷駅構内の転車台とC12形蒸気機関車。【撮影:草町義和】

おもな内容は、蒸気機関車1両と電気機関車2両、もと南海電気鉄道(南海電鉄)の6000系電車と21000系電車が横一列に並ぶ「きかんしゃ・でんしゃ大集合」、もと西武鉄道のE31形電気機関車の運転体験、「転車台手回しフォトスポット」、井川線の缶バッジ製作など。

E31形の運転体験は予約制で参加費が1回(約5分間)5000円だが、それ以外は基本的に予約不要の自由参加だ。「きかんしゃ・でんしゃ大集合」で6000系と21000系の両方が並ぶのは3月21日のみになる。このほか、新金谷11時52分発と千頭14時55分発のSL列車は「SLフェスタ」のオリジナルヘッドマークを取り付けて運転する。

大井川鉄道は「SLフェスタ」と題したイベントを新金谷駅や千頭駅で毎年行っているが、昨年2020年は新型コロナウイルスの影響で中止された。