相鉄は11月23日、かしわ台電車区・車掌区(神奈川県海老名市、かしわ台駅に近接)で親子向けのイベント「第1回そうてつダイヤ作成LABO」を実施する。列車の運行スケジュールをグラフにした運行図表(ダイヤグラム)の作成などを体験する。
開催日時は11月23日の10時から16時まで。まず現役のダイヤ担当者や相鉄線の乗務員が講師としてダイヤグラムの読み方や作り方などを解説し、実際にダイヤグラムを作成する。
ほかにも運転士や車掌の仕事を間近で見る企画を実施。乗務員の出勤から乗務、退出まで一連の流れを見学するほか、出勤点呼と退出点呼を体験する。乗務員が普段どんな食事をしているのか社員食堂での食事も体験する。最後に修了証書が参加者全員に渡される。
参加できるのは小学4~6年生の子供とその保護者(18歳以上)の二人を1組とし、20組40人を募集する。参加費は1組1万円。申込みは10月6日から10月16日までハガキで受け付ける(当日消印有効)。記入事項や送付先住所は相鉄ウェブサイトで案内している。
ダイヤグラムは運行時刻や列車の番号・種別などの運行計画を一枚の図表に表した運行表のこと。「ダイヤ」と省略して表現されることもあり、その場合は列車の時刻表を指すこともある。
ダイヤグラムは縦軸に駅名、横軸に時刻の目盛りを書き、列車ごとに各駅の到着・出発・通過の時刻を線で結ぶ。この線を「スジ」と表現することから、ダイヤグラムを作成する人は「スジ屋」とも呼ばれる。
相鉄は「この機会に、あなたも相鉄の『スジ屋』になってみませんか?」とアピールしている。
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