JR東日本の千葉支社は2月17日、久留里線に全国交通系ICカード「Suica」を導入すると発表した。導入区間は一部に限られるが、導入しない区間は廃止が予定されており、実質的には全線への導入になる。

導入区間は木更津~久留里で、新たにSuicaが利用できるようになる駅は祇園・上総清川・東清川・横田・東横田・馬来田・下郡・小櫃・俵田・久留里の10駅。いずれの駅も簡易型改札機の整備を予定している。サービス開始は2027年春の予定だ。

残る久留里~上総亀山はSuicaが導入されないまま2027年春にも廃止される見込み。千葉県君津市が代替交通として新しい時津写交通を運行する。千葉支社と君津市は2月16日、代替交通の費用負担などについて基本合意書を締結した。
基本合意書によると、JR東日本は18年間分の代替交通運行費として20億円を拠出。久留里駅の交通結節点整備や松丘・亀山地区の交通拠点整備、バス停留所の環境整備、乗換案内用デジタルサイネージ整備、地域イベントに合わせた代替輸送支援などを行う。また廃止区間の土地や資産もJR東日本が廃止日以降も管理するという。
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