JR東海は1月28日、「立山黒部アルペンきっぷ」をリニューアルすると発表した。従来はJR東海エリアから立山黒部アルペンルートを周回して戻ってくるタイプだったが、指定された範囲を自由に乗り降りできるフリーパスに変更。名称も「立山黒部アルペンフリーきっぷ」に変える。

利用可能区間は、JR線の名古屋~富山(東海道本線・高山本線経由)と信濃大町~名古屋(大糸線・中央本線経由)、立山黒部アルペンルートの富山~信濃大町。連続する5日間に限り、自由に乗り降りできる。北陸新幹線は利用できない。JR線の特急列車の指定席は4回まで利用可能だ。
来年度2026年度分の発売期間は3月15日~11月26日で、設定期間は4月15日~11月30日。ただし4月27日~5月6日と8月10~19日は利用できない。発売額は2万4500円で、JR西日本のネット予約「e5489」で発売。購入後、JR東海の切符売場やJR東海の「5489サービス」の表示がある改札外の券売機で受け取る必要がある。


一方、JR西日本エリア発着の「立山黒部アルペンきっぷ」はリニューアルせず、本年度2025年度の設定をもって発売を終了する。
全国各地の都市から立山黒部アルペンルートを周回して戻るタイプの切符はかつて、国鉄が「ルート周遊券」のコースの一つとして発売していた。この切符は複数のコースが各地で設定されていたが、利用者が少なく徐々に縮小。国鉄分割民営化後に廃止された。しかし立山黒部アルペンルートを周回するコースは比較的利用者が多かったこともあり、利用条件などを変更した「立山黒部アルペンきっぷ」にリニューアルして引き続き発売されていた。
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