JR関空アクセス特急「はるか」11月から全面再開 水際対策の緩和受け



JR西日本は10月3日、コロナ禍の影響で一部の列車を運休している関西空港アクセス特急「はるか」について、11月1日から全面的に再開すると発表した。

関西空港(左下)と全面的に運転を再開する特急「はるか」(右上)。【撮影:草町義和、加工:鉄道プレスネット】

運転を再開するのは関西空港駅を11~22時台に発着する「はるか」の上下計22本。1日の運転本数は現在38本だが60本に増強される。11~22時台は現在1時間あたり1本程度だが、全面再開で1時間2本程度に。運転を再開する列車の指定席は10月7日から発売される。

「はるか」はコロナ禍を受け2020年4月から減便され、2021年5月には1日12本まで減少。今年2022年7月には訪日外国人の受入再開に伴い1日38本まで回復した。JR西日本は「はるか」全面的な運転再開について「水際対策の緩和に伴い、関西国際空港のご利用増加が見込まれるため」としている。

JR東日本の成田空港アクセス特急「成田エクスプレス(NEX)」も、10月1日から全面的に運転を再開している。

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