大井川鉄道のディーゼル機関車「DD20」運転できるイベント 井川線の車両基地見学も



井川線の列車をけん引する大井川鉄道のDD20形。【撮影:草町義和】

大井川鉄道は「ディーゼル機関車が運転できる 井川線DD運転体験教室」と題したツアーを企画した。実施日は10月2日で日帰り。

金谷駅から大井川本線・井川線を利用して、通常は公開されていない井川線の車両基地(両国車両区)を訪問し見学。井川線のDD20形ディーゼル機関車を運転する。運転距離は片道100mほど。このほか、千頭駅周辺のフリータイムなども設定されている。

募集人員は20人(最少催行人員15人)で、旅行代金は大人(中学生以上)2万円・子供(小学5・6年生)1万8000円。申込みは大井川鉄道ウェブサイトで受け付けている。

大井川鉄道のDD20形は1982年から1987年にかけ6両が製造された、井川線用のディーゼル機関車。井川線はもともとダムや発電所の建設資材などを運ぶ業務用の専用鉄道だったため、車両は小型のものが多い。DD20形も長さは8.7m、高さは2.7mだ。

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