関西大手私鉄の近鉄と関東大手私鉄の東武鉄道は1月20日、車両デザインを「相互交換」したラッピング車両を運行すると発表した。近鉄線で東武風の列車、東武鉄道で近鉄風の列車が走る。

まず1月22日から、近鉄が東武8000系電車風の装飾を施したラッピング車を運行。車両は近鉄1252系電車の2両1編成を使用し、近鉄の奈良線・京都線・橿原線・天理線などで運行する。車内では日光や鬼怒川温泉など東武線沿線の観光地を紹介する広告を順次掲出する。
続いて東武鉄道が春から近鉄電車風のラッピング車を運行する予定。使用車両や運行開始日、運行線区など詳細は未定で、近鉄と東武鉄道は決まり次第案内するとしている。

近鉄は関西・東海エリアに路線網を持ち、営業距離は大手私鉄で最長の約500km。東武鉄道は東京と北関東を中心に路線網を展開しており、営業距離は近鉄に次ぐ約460kmだ。両社は「長大な路線を有する東武と近鉄の強みを生かした相互PR」を2024年4月から行っているとし、車両デザインの「相互交換」もその一環。両社は「東西の両エリアの魅力の発信およびさらなる相互誘客を推進してまいります」としている。
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