叡山電鉄「全線再開」で「きらら」ラッピング車やヘッドマーク車 記念切符も発売



叡山電鉄の900系「きらら」。【撮影:草町義和】

叡山電鉄は鞍馬線の全線再開(9月18日)にあわせ、車両の装飾やヘッドマークの掲出、記念切符の発売などを行う。

900系展望電車「きらら」の4両(2両編成2本)に運転再開記念のラッピングを施す。800系電車の2両編成1本と700系電車の1両も再開記念のヘッドマークを掲出して運転する。装飾・掲出の期間は9月18日~10月31日。

「きらら」のラッピングデザイン。【画像:叡山鉄】
800系と700系に取り付けられるヘッドマーク。【画像:叡山電鉄】

記念切符「鞍馬線全線再開記念1日乗車券」は9月18日6時~12月31日に出町柳駅で発売。800系と700系に取り付けられるヘッドマークとほぼ同じデザインの円形だ。発売額は1200円で、発売期間中の1日に限り叡山電鉄の全線を利用できる。発売数に限りがあり、なくなり次第終了する。

ヘッドマークとほぼ同じデザインの「鞍馬線全線再開記念1日乗車券」。【画像:叡山電鉄】

ほかにも、鞍馬駅前のモニュメント「大天狗」に京都精華大学の学生がデザインした衣装型の装飾を施したり、貴船口駅待合室で復旧までの記録の展示や京都精華大学の学生が制作したアニメの上映を行ったりするなどのイベントが行われる。再開記念式典は9月18日の10時30分~11時30分、鞍馬駅の駅前広場で行われる予定。

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