叡山電鉄「全線再開」9月18日に 鞍馬線、昨年の水害で土砂崩れなどの被害



線路の復旧工事が進む叡山電鉄の鞍馬線。京都府による治山事業も進んでいる。(2021年7月27日撮影)【画像:叡山電鉄】

叡山電鉄(京都市)は8月5日、運休中の鞍馬線・市原~鞍馬間について、9月18日から運行を再開すると発表した。

昨年2020年7月7日から8日にかけて降り続いた大雨の影響を受け、貴船口駅付近で土砂崩れなどの被害が発生。同駅を含む市原~鞍馬間の運休が続いている。

2020年7月8日の土砂崩れが発生した現場。【画像:叡山電鉄】

叡山電鉄によると、鉄道施設の復旧工事を進めている同社と治山事業を実施している京都府が協議し、工事を行いながら安全を確保して列車を運行できる見通しが立ったため、今年2021年9月18日から運行を再開することにしたという。

叡山電鉄は再開時のダイヤについて、別途案内するとしている。

※追記(2021年8月5日19時20分):当初、再開日が本文2カ所のうち後半1カ所が誤っておりました(修正済み)。お詫びいたします。

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