ニューシャトル1050系「引退」ラストランイベントを開催へ 2000系列に統一



埼玉新都市交通は1月16日、伊奈線(ニューシャトル)の1050系電車が本年度2025年度末で引退すると発表した。2月にラストランイベントを行う。

ニューシャトル1050系の第53編成(2005年)。塗装は現在とは異なる。【撮影:草町義和】

ラストランイベントは2月15日に開催。1050系の第53編成に乗車し、内宿駅10時35分ごろ→大宮→内宿11時35分ごろ→丸山12時10分ごろ→丸山車両基地の経路で移動する。記念ヘッドマークを装着するほか、参加者にはラストラン終了後にレプリカ品を数量限定で販売する予定だ。

現在の1050系第53編成。【画像:埼玉新都市交通】

内宿駅では往路出発時に運転士への花束贈呈を行うほか、復路到着時には対面ホームに入線する2020系の最新編成(第26編成)の運転士と第53編成の運転士による新旧車両の引継式を行う。大宮駅でも出発式を行う。また、丸山駅で第53編成と2000系電車の同時発車を実施。丸山車両基地では写真撮影会などを行う。

ラストランイベントの参加は一部を除き事前申込・有料制で、参加料金は9530~1万1530円。申し込みは1月19日12時からローソントラベルの販売サイトで抽選で受け付ける。

このほか、記念切符「『ありがとう さようなら1050系』ニューシャトル1日フリー乗車券」(720円、1000枚限定)を2月15日から大宮駅で販売。2月1~15日にはタリーズコーヒーSELECTニューシャトル大宮店でニューシャトルの写真展などが行われる。

1050系はニューシャトルの羽貫~内宿の延伸開業用として開発された電車。基本的な性能は1983年の大宮~羽貫の開業時に導入された1000系電車(のちのリニューアルで1010系に改称)と同じだが、先頭部のデザインが変更された。1990年から1999年にかけて第50~53編成の24両(6両4編成)が製造された。

大宮駅を発車した1050系の第53編成(2005年)。【撮影:草町義和】
1050系のベースとなった1000系(1010系、2005年)は2016年までに引退済み。【撮影:草町義和】

車両の老朽化に伴い、2007~2014年に新型の2000系電車が導入され、2015年以降は2020系電車が導入された。これに伴い1010系は2016年までに引退。1050系も2019年以降に順次引退し、今年2025年1月時点では第53編成の1編成だけになっていた。第53編成が引退すると1000系列の車両が消滅し、2000系列の車両に統一される。

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