東海道新幹線で駅弁のウェブ予約サービス、7月から N700Sの新駅弁もデビュー



JR東海と同社グループのジェイアール東海パッセンジャーズは6月10日、ウェブサイト上で東海道新幹線の駅弁を予約・購入できる「駅弁WEB予約サービス」を始めると発表した。新型車両「N700S」をデザインした新しい駅弁「東海道新幹線 富士山弁當」も発売される。

N700Sと富士山がデザインされた「東海道新幹線 富士山弁當」。【画像:JR東海】

予約受付は7月1日の12時から。7月4日利用分から予約できる。3日前までにJR東海のネットショップ「いいもの探訪」で駅弁の種類や受取の店舗・時間などを入力して予約すると、当日の予約時間に指定した店舗で駅弁を受け取ることができる。

予約できるのはジェイアール東海パッセンジャーズ製造の駅弁で、東京駅(改札外1店舗、ホーム上6店舗)と名古屋駅(改札外1店舗、ホーム上2店舗)で受け取ることができる。また、7月1~14日の期間中にウェブ予約サービスで駅弁を購入すると、駅弁1個につきペットボトル飲料が1本プレゼントされるキャンペーンも行われる。

「東海道新幹線 富士山弁當」(1380円)は7月1日から、東京・品川・新横浜・名古屋・京都・新大阪の各駅とリニア・鉄道館の売店、東海道新幹線「のぞみ」「ひかり」の車内で販売される。

7月にデビュー予定のN700Sと赤富士がふたに描かれており、ふたを開けると雪化粧した富士山をかたどった盛り付けになっている。また、箸袋はN700Sが富士山麓を走っているようにデザインされている。赤魚しょうゆ焼きや、東京をイメージしたアサリ煮付や穴子天ぷらたれ漬、愛知県産の釜揚げしらす、大阪をイメージした牛すじ煮や芋・タコ・南瓜の煮物など、東海道新幹線沿線の食材を取り入れたという。