北九州モノレール運賃改定「認可」15.5%値上げ、一部据え置きも



国土交通省の九州運輸局長は昨年2025年12月25日、跨座式モノレールの小倉線(北九州モノレール)を運営する北九州高速鉄道が申請していた軌道旅客運賃上限変更を認可した。これを受けて北九州高速鉄道は今年2026年4月1日に運賃を改定する。全体の改定率は15.5%の値上げ。

北九州モノレールの列車。【画像:恵藤/写真AC】

普通旅客運賃は1区(1kmまで)が現行180円のところ20円値上げの200円だが、企画券「100円モノレール」が現行額のまま適用されるため、実質的には現行100円の据え置きになる。2~5区(1km超~9kmまで)は20~50円の値上げだ。通勤定期旅客運賃の上限は大人・1カ月の場合、1区が700円値上げの8400円。5区は2900円値上げの1万6000円だ。通学旅客運賃は家計負担に配慮するとして据え置く。

企画券は1日乗車券が現行700円のところ100円値上げの800円。シルバーパスは運賃を据え置くが、対象年齢を65歳以上から70歳以上に引き上げる。マタニティ割引は対象期間を母子手帳交付日より1年間から2年間に拡大する。

普通旅客運賃の現行額と改定額。【画像:北九州高速鉄道】

九州運輸局によると、北九州モノレールの収支率(配当所要額除く)は2024年度が74.9%。本年度2025年度は82.3%を見込む。2026~2028年度の3年間合計の推計では、現行運賃のままなら81.9%だが、運賃を改定した場合は91.5%に改善されるという。

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