山陽本線の向洋駅付近「廃線ウォーク」高架化工事で使用停止した線路歩くイベント



広島県・広島市・JR西日本の3者は「とうぶれんりツーリズム廃線ウォーク」と題したイベントを来年2026年1月31日に開催する。山陽本線・向洋駅(府中町)付近の高架化工事に伴い使用を停止した線路を歩きながら見学する。

向洋駅付近に整備された4本の仮線(右)。イベントでは仮線切替により使用を停止した線路(左)を歩く。【撮影:草町義和】

10時から14時30分まで合計8回に分けて実施。1回の所要時間は30分程度になる。向洋駅の天神川寄り、青崎第10踏切~鹿籠踏切を見学範囲とし、使用を停止した線路に立ち入って工事現場を見学する。

先着順の事前応募制で参加費は無料。各回50人程度を広島県ウェブサイトの電子申請システムなどで募集する。申込期間は1月6日10時~1月9日17時と1月13日10時~1月16日17時だが、申し込みが募集人数を超えた場合は受付を終了する。

広島市東部地区連続立体交差事業(第1期区間)の位置。【画像:JR西日本】

3者は山陽本線・安芸中野~天神川と呉線・矢野~海田市の線路を高架化する「広島市東部地区連続立体交差事業」を計画。向洋駅とその前後の区間を第1期区間として2021年6月に着工した。これまでは高架化のスペースを確保するため、従来の線路を仮の線路に切り替える工事を実施。今年2025年12月8日、最後の仮線切替工事が完了した。来年度2026年度からは高架橋を構築する工事が本格的に始まる。

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