東京モノレール「第3新東京市のモノレール」に 『エヴァ』新劇場版の公開記念



東京モノレールは3月20日から、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開を記念した装飾車両を運転する。

「第3新東京市モノレール」の装飾を施した東京モノレール1000形のイメージ。【画像:東京モノレール】

作中に出てくるモノレールをイメージし、1000形電車6両編成1本の車両前面に「第3新東京市」の市章を掲出。運転台に「ワンマン」プレートを設置する。車内には各車両1枚ずつ、窓ガラスに『エヴァンゲリオン』シリーズのキャラクターとそのセリフのステッカーを掲出する。運行期間は3月20日から5月末までの予定。

ほかにも、羽田空港内の駅を装飾。羽田空港第2ターミナル駅は北口改札内に高さ約2mの「エヴァンゲリオン初号機」フィギュアを展示(3月16日~5月31日)。羽田空港第3ターミナル駅でも、3階浜松町駅方面ホーム上のガラス面に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の「碇シンジ」「渚カヲル」のシーンをデザインしたフォトスポットを設置する。

『エヴァンゲリオン』キャラクターとそのセリフをデザインしたステッカー。【画像:東京モノレール】

『エヴァンゲリオン』は1995~1996年にテレビアニメが放送され、1997年に旧劇場版が公開された。2007年からはリメイク版といえる新劇場版が展開されており、今年2021年3月8日に新劇場版の第4作・完結編となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が公開された。

『エヴァンゲリオン』の主要舞台といえる「第3新東京市」は、芦ノ湖北側の仙石原(神奈川県箱根町)に整備された都市という設定で、市内にはモノレールなどの交通機関が整備され、劇中でも北九州モノレールや多摩モノレールに似た車両が走っているシーンが描かれている。