混雑続く只見線「新潟寄り」区間で増発 会津川口~只見の延長運転も継続



JR東日本の東北本部と新潟支社は11月15日、只見線(福島県・新潟県)で一部列車の延長運転を引き続き行うとともに、臨時列車の追加運転を行うと発表した。

只見線の列車。【画像:JR東日本】

延長運転と臨時列車の運転が行われるのは、11月19・20・23・26・27日と12月3・4日の土曜・休日7日間。

福島県内の区間では引き続き、会津若松~会津川口で運行されている普通列車のうち1往復の運転区間を会津若松~只見に拡大する。時刻は下りが会津若松7時41分→只見10時43分、上りが只見10時57分→会津若松14時15分。編成はどちらも2両編成。

新潟県寄りの只見~小出では臨時列車が1往復運転され、同区間が増発される。時刻は下りが只見11時15分→小出12時26分、上りが小出9時00分→只見10時29分。どちらも2両編成になる。

2011年の水害で一部区間の運転を見合わせていた只見線は10月1日に全線再開。紅葉シーズンということもあり観光客の利用が増え混雑している。JR東日本は11月3日から土曜・休日に限り、延長運転という形で会津川口~只見の列車本数を増やした。JR東日本は今回の延長運転の継続と臨時列車の運転についても、利用状況を踏まえたとしている。

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