JR四国の内子線・予讃線「山回り」7月20日再開へ 豪雨で斜面崩落



JR四国は7月16日、豪雨の影響で運転を見合わせている内子線・予讃線(山回り)の内子~伊予大洲間(愛媛県)について、7月20日から運転を再開する見込みと発表した。

斜面が崩落した内子線の五十崎~喜多山間。【画像:JR四国】

この区間内の内子線・五十崎~喜多山間は7月7日、線路脇の斜面が崩落。普通列車のほか松山~宇和島間を結ぶ特急「宇和海」も運転を見合わせた。現在は斜面に残る崩壊した土砂の撤去作業が進められており、7月20日の始発から運転を再開できる見込みという。

現在は運休区間を含む内子~八幡浜間や松山~伊予大洲間で代行バスを運転中。特急「宇和海」は運休区間を除く松山~内子間や伊予大洲~宇和島間の区間運転を行っている。

愛媛県の松山市と大洲市を結ぶJR線は、山回りのほかに海回り(伊予長浜経由)のルートもあり、こちらは一部の列車を除いて運転中。「宇和海」の海回りルートでの迂回(うかい)運転は行っていない。

斜面に残る崩落した土砂の撤去作業が進められている。【画像:JR四国】