水島臨海鉄道「国鉄気動車」ゴールデンウィークに特別運行 通常は平日のみ



水島臨海鉄道(岡山県)はゴールデンウィークの5月3~7日、国鉄型気動車の特別運行を実施する。通常は平日のみ運行されている国鉄気動車に乗ることができる。

水島臨海鉄道のキハ30形(右手前)。【画像:Mitsuki-2368/wikimedia.org/CC BY-SA 4.0】

編成は次の通り。

(1)キハ37 103(赤11号)+キハ38 104(八高線)
(2)キハ37 101(青)+キハ37 102(青)
(3)キハ30 100+キハ37 103(赤11号)

キハ37 103+キハ38 104とキハ37 101+キハ37 102は5月3~7日に運行。キハ30 100+キハ37 103は5月5~7日に運行される予定だ。車内では「鉄カード」を配布される。各編成の予定時刻表が水島臨海鉄道のウェブサイトで公開されている。

水島臨海鉄道の旅客列車は1995~1996年に製造されたMRT300形気動車のほか、国鉄時代の1960~1980年代に製造されたキハ30・37・38形気動車で運行されている。このうちキハ30・37・38形はJR東日本の久留里線で運用されていたものを譲り受けた。平日のラッシュ時を中心に運用されており、通常は土曜・休日に乗ることはできない。

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