埼玉高速鉄道・東急電鉄・日本線路技術の3社は11月18日、営業列車で線路の状態を監視する「軌道材料モニタリング」を埼玉高速鉄道線で行うと発表した。高頻度で線路のデータを取得し、メンテナンスの効率化と品質向上を図る。

軌道モニタリング装置を搭載した東急3020系電車を使用。埼玉高速鉄道線・赤羽岩淵~浦和美園の29.2kmを営業列車として走りながら、レールの摩耗やゆがみのデータを自動的に取得する。
取得したデータは日本線路技術が開発した保線管理システム「RAMos+」で処理する。3社は「(軌道材料モニタリングは)高頻度に測定できるため、線路の状態をタイムリーに把握することが可能となります」としている。本格導入は来年2026年6月の予定だ。

埼玉高速鉄道線は東京メトロ南北線と東急目黒線、東急新横浜線、相鉄新横浜線との相互直通運転を行っている。3020系による軌道材料モニタリングは昨年2024年6月から東急新横浜線・東急目黒線・東京メトロ南北線の新横浜~赤羽岩淵で運用中だ。

来年2026年3月からは相鉄新横浜線の羽沢横浜国大~新横浜で運用が始まる予定。埼玉高速鉄道線でも運用が始まると、羽沢横浜国大~浦和美園で相互直通運転のメリットを生かした連続的なモニタリングが可能になる。
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