仙石線の「マンガッタンライナー」終了 石ノ森キャラのラッピング車、新型更新に先立ち



JR東日本東北本部と宮城県石巻市は10月22日、「仙石線マンガッタンライナーII」の運行を12月7日限りで終了すると発表した。

まもなく引退する「マンガッタンライナーII」。【画像:JR東日本】

最終日の12月7日は、あおば通10時48分発→石巻12時14分着と石巻12時46分発→あおば通14時12分着の列車で「マンガッタンライナーII」が運用される予定。石巻駅の仙石線ホームではラストランにあわせ、石巻駅長と石巻市長、地元住民による出発進行合図で見送る。石巻駅前広場でも10時から14時30分にかけて音楽やトークなどの記念イベントが開催される予定だ。

このほか、11月1日から「マンガッタンライナーII」をデザインしたクリアファイルやポストカードなどのオリジナルグッズが販売される。

「マンガッタンライナー」は仙石線と仙石東北ラインのラッピング列車。漫画家の石ノ森章太郎(1998年死去)が石巻市に近い登米市の出身で石巻市には石ノ森の記念館「石ノ森萬画館」があることにちなみ、『サイボーグ009』など石ノ森の漫画キャラクターのイラストで車体を装飾している。

2003年、仙石線205系電車のM8編成を使用した「仙石線マンガッタンライナーI」が運行を開始。2008年に205系のM2編成も石ノ森キャラクターで装飾され、「仙石線マンガッタンライナーII」として運行を開始した。2013~2015年には「石巻線マンガッタンライナー」が運行され、2022年からは仙石東北ラインのHB-E210系ハイブリッド気動車2編成が「仙石東北ライン マンガッタンライナー」として運行されている。

「仙石線マンガッタンライナーI」は2025年3月に引退している。【撮影:草町義和】

仙石線では老朽化した205系を新型のE131系電車800番台に更新することが計画されており、今年2025年12月からE131系800番台の営業運転が始まる予定。205系は順次引退し、来年2026年春ごろにはE131系への更新が完了する予定だ。これに先立ち「マンガッタンライナーI」が2025年3月に引退しており、残る「マンガッタンライナーII」の引退もこのほど決まった。

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