山陰本線「2年ぶり全線復旧」再開日決まる 「○○」「瑞風」も運行



JR西日本は8月21日、水害で運休している山口県内の山陰本線・人丸~滝部について、9月27日に運転を再開すると発表した。これにより山陰本線は2年ぶりに全線の運転を再開する。

山陰本線の列車。【画像:K.M=KARIBITO/写真AC】

JR西日本は復旧工事完了のめどが立ったとして、9月5日に試運転を開始。9月27日の始発から営業運転を再開する予定だ。観光列車「○○のはなし」も9月27日に運転を再開。クルーズトレイン「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」は9月29日発の山陰コース(上り)から山陰本線経由での運転を再開する。代行バスの運行は9月26日限りで終了する。

山陰本線は2023年6月からの大雨の影響で粟野川橋梁(長野粟野~阿川橋脚橋脚が傾斜するなど大きな被害が発生。この橋梁を含む人丸~滝部で列車の運休とバスによる代行輸送が続いていた。

2023年の水害で長期運休になった線区(赤)。【画像:OpenRailwayMap/OpenStreetMap、加工:鉄道プレスネット】

同じ2023年の水害で山陰本線と同様に大きな被害が発生した美祢線は鉄道の復旧が断念され、バス高速輸送システム(BRT)に転換される見込み。山口県と沿線3市、JR西日本は今年2025年7月、今後はBRT導入の方向で検討を進めることで意見が一致した。

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山陰新幹線:大阪~下関(未来鉄道データベース)