黒部峡谷鉄道(富山県)は12月19日、来年2026年シーズンの運行計画を発表した。当初は引き続き一部区間の折り返し運転とするが、秋には宇奈月~欅平の全線で運転を再開する可能性がある。

2026年の運行期間は4月20日~11月30日の予定。4月20~23日は宇奈月~笹平の折り返し運転とし、乗客は笹平駅で約20分の休憩後、同じ列車で引き返す。4月24日~9月30日は折り返し運転の区間を宇奈月~猫又に拡大。猫又駅で約20分の休憩後、同じ列車で引き返す。
10月1日~11月30日の運行区間は未定で、黒部峡谷鉄道は7月上旬ごろまでに案内する方針。同社は「復旧工事の進捗状況によりご案内する」としており、工事が順調に進めば猫又~欅平を含む全線で運転を再開するとみられる。

黒部峡谷鉄道は宇奈月~欅平の20.1kmを運営する鉄道会社。黒部ダム方面の資材運搬に加え、原則として4~11月に観光客向けのトロッコ列車を運行している。運休期間中の2024年1月、能登半島地震の影響で猫又~鐘釣の橋梁(鐘釣橋)が損傷。2024年と2025年は同区間を含む猫又~欅平の運転を見合わせ、宇奈月~猫又で折り返し運転を行っている。
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