台湾高速鉄道の新型車両形式「末尾にイニシャルT」外装も従来車踏襲



台湾高速鉄道を運営する台湾高速鉄路(台湾高鉄)は8月20日、新型車両の名称を「N700ST」にすると発表した。外装は従来車両のデザインを踏襲する。

台湾高鉄が公表した「N700ST」のイメージ。【画像:台湾高鉄】

N700STは日本のJR東海が開発したN700S新幹線電車をベースに開発、製造される新型車両。名称は東海道・山陽新幹線用の700系電車をベースに開発した従来車両の700T形電車と同様、元の形式名の末尾に台湾(Taiwan)の頭文字「T」を追加した。外装デザインも700T形で採用されたオレンジ色と黒を踏襲する。台湾高鉄は形式名について「台湾における車両システムの現地化を象徴するもの」としている。

従来車両の700T形(上)と新型車両のN700ST(下)。外装デザインは共通している。【画像:台湾高鉄】

台湾高鉄によると、現在はN700STの第1編成が製作中。来年2026年8月には台湾に搬入され、試験を経て2027年後半には正式に運行を開始する予定だ。最終的には12編成が導入される計画で、これによりピーク時の輸送力が25%増えるという。

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