JR東日本の盛岡支社は7月29日、山田線の一部区間を10月から11月にかけて運休すると発表した。この期間は落葉などによる空転で列車が大幅に遅れることから、一部区間を運休することで利用者が多い区間の安定輸送を図る。

期間は10月6日~11月21日の47日間。中間の上米内~川内は回送列車を除き終日運休する。盛岡~上米内は終日折り返し運転を実施し、一部の列車は運行時刻を変更。川内~宮古は一部の列車を運休し、朝夕を中心に川内~宮古か茂市~宮古で折り返し運転を行う。
代行輸送は行わないが、岩手県北バスの都市間バス「106特急・急行バス」への振替輸送を実施する。ただし上盛岡・山岸・上米内の各駅では振替輸送は利用できない。


山田線は例年、秋季の落葉による車輪の空転で列車が大幅に遅延するという課題を抱えており、昨年2024年に秋季運休を計画。当初は10月15日~11月15日の32日間、上米内~川内を終日運休する予定だった。
しかし、8月の集中豪雨で線路施設に被害が発生して不通に。秋季運休の計画を実施しないまま4カ月後の12月まで運休した。今回の秋季運休の実施日数は結果的に2024年より短縮されるが、当初計画ベースで比べた場合は2024年より15日増加する。
《関連記事》
・JR山田線「全線再開日」決まる 計画運休を結果的に拡大する形に
・JR山田線と106バス「共同経営」認可 JRの切符でバスに乗れる実験が本格導入に
