JR西日本は6月16日、芸備線(岡山県・広島県)で臨時列車を運行すると発表した。臨時列車に連絡する二次交通の運行なども行い、地域経済への影響を検証する。

運行日は7月19日~11月24日の土曜・休日(45日)。新見~備後落合でキハ120系気動車1両の臨時列車を上下各1本運行し、備後落合~広島でもキハ120系2両編成の臨時列車を上下各1本運行する。このうち広島発の列車は快速「庄原ライナー」としての運行になる。
運行時刻は次の通り。
■新見~備後落合
新見10時24分発(8月17日は10時29分発)→備後落合11時57分着(8月17日は12時02分着)
備後落合12時20分発→新見13時58分着
■備後落合~広島
備後落合12時08分発→広島15時09分着
広島9時07分発→備後落合11時54分(快速「庄原ライナー」)
芸備線は伯備線の備中神代駅から東城・備後落合・備後庄原・三次の各駅を経て広島駅に至る159.1kmの路線。備中神代寄りは伯備線の新見駅まで乗り入れている。岡山・広島県境の前後は山間部の過疎地帯で利用者が少なく、2023年度の輸送密度は備中神代~東城が88人、東城~備後落合が20人、備後落合~備後庄原が86人で100人を割り込んでいる。

JR西日本は備中神代~備後庄原68.5kmについて、地域交通法に基づく再構築協議会の設置を要請し、2024年3月に設置。同区間の今後のあり方について、存廃も含めた議論と協議が行われている。この過程で実証事業として臨時列車を運行することが計画された。
《関連記事》
・芸備線「再構築協議会」設置が決定 全国初、存廃含め「あり方」議論へ
・芸備線「単に存在するだけ」の効果も調査 再構築協議会、今後のスケジュールは
